econLearningの使い方について、前回の続きからご案内します。
前回では、
- コースの概念
- コースの作成
- コースの設定内容
についてご説明しました。
講義のタイトル、週の回数といった枠組みができたら、次にするべきは内容作りですね。
というわけで今回は、コースの内容の作成方法についてご案内します。
まずは、前回作成したコースを開きましょう。
econLearningのトップページに、コースの一覧がありますので、その中から自分が作成したコースを選んでクリックします。
作成したばかりのコースは、上の画像のようになっているはずです。
作成したコースの設定で、「フォーマット」の形式に「ウィークリーフォーマット」以外のものを選んだ場合は、少し見た目が違っているかもしれません。
見ての通り、講義に関する情報はまだ何も入っていない状態ですので、ここから講義に必要な情報を掲載したり、学生が情報を投稿できる仕組みを作っていきます。
まずは、コース内容を編集できる状態にしましょう。
画面の右上に「編集モードの開始」というボタンがありますので、それを押します。
これで、画像のように、コースが編集できるモードに切り替わります。
この状態では、コースに新しくコンテンツを追加したり、既にあるコンテンツを削除したりすることができます。
まずは、7/9に新しい講義を開始するという設定で、講義の予定を記事として追加しましょう。
コースに追加できる内容としては、以下の要素があります。
- リソース
-
講義で配布したい資料や、提示したいプレゼン、文章などをまとめて「リソース」と呼びます。
リソースには、主に以下のものがあります。- ラベル
- コースの内容一覧で表示したい、短い文章などを貼り付けるときに利用します。
- テキストページ
- 簡単な文章(画像や音声、見出しや色付き文字などの複雑なフォーマットを伴わないもの)を掲載するときに利用します。
- ウェブページ
- もう少し複雑なフォーマット(画像などを掲載したり、文字の飾り付けなど)を使った文章を掲載するときに使います。
- ファイルまたはウェブサイトにリンクする
- ExcelやPDFなどのファイルや、他のウェブサイトのページ・ファイルなどを掲載したいときに利用します。
- 活動
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講義に参加している学生などのメンバーが、お互いにコミュニケーションを取ったり協同作業を行うためのツール群を「活動」と呼びます。
活動には、主に以下のものがあります。- Wiki
- コース参加者が自由に編集できるWebページを設置することができます。
- チャット
- コース参加者がリアルタイムで会話できるチャットルームを設置することができます。
- データベース
- コース参加者が内容を編集可能なデータベースを設置します。
- フォーラム
- いわゆる「掲示板」を設置することができます。コース参加者が自由に閲覧・書き込み可能です。
- レッスン
- コース参加者に解答させるテストを作成することができます。
- 高度なファイルのアップロード
-
コース参加者がファイルをアップロードするためのアップローダを設置できます。
学生に課題の提出などをさせるために利用するものです。
07/9-07/15の部分にある、「リソースの追加」という項目から、「ウェブページの追加」を選択しましょう。
コースの各コンテンツには、まずそのコンテンツの名前と、その要約を入力します。
これは、どのコンテンツでも基本的に変わりません。
ウェブページの追加では、その後に続けてページの内容を記述していきます。
ウェブページは、ワープロソフトのように、上のツールバーのボタンを使って色々な書式設定を行うことができます。
また、一番右の二段目のボタンを押すことで、入力画面を大きくすることができます。
次に、このウェブページを開くリンクの挙動を設定します。
デフォルトは、「同一ウィンドウ」となっており、リンクを押すと、コース画面からウェブページに画面が切り替わります。
コース画面とは別のウィンドウで表示したり、その際のウィンドウサイズを細かく設定することも可能です。
最後に、作成した内容を保存します。
「保存して表示する」を押すことで、今作成したページ内容を見ることができます。
コースに戻ってみてみましょう。
先ほど作成したウェブページが、07/9-07/15の項目に表示されていますね。
このようにして、講義で提示する資料などを掲載していきます。
次回は、学生が自分の意見や課題などを投稿できる仕組みを提供する、「活動の追加」についてご案内します。