SE窓口 blog(データ分析支援室)

レガシーなRed Hat Linuxの管理


クラスキャットは8月28日、Red Hat Linuxの旧バージョン(Red Hat Linux 7.3)のセキュリティパッチを2007年1月から無償配布することを発表した。同社のWebサイトで無償配布される予定。 Red Hat Linux旧バージョンのサポートについては、Fedora Legacy Projectがサポートを継続してきたが、そのサポートは年内で打ち切ることがすでに発表されている。

Red Hat系のディストリビューションは、バージョンを上げるならクリーンインストールしなおすというのが鉄則ですから、巷では結構古いバージョンが残っているんですよね。

最近は長いサポート期間を謳ったCent OSというRed Hat ESクローンが出ていますので、rpm系が好きな方にはこちらがおすすめです。

個人的には、DebianおよびRed Hat/Fedora系(Kondara,Vine)をそれぞれ10年近く愛用していますが、deb系はアップグレードの容易さ、rpm系はパッケージの作りやすさが気に入っています。

最近は、rpm系でもapt-rpm、yumそして、最強のパッケージ管理システム?smart等を利用できますから、パッチあてレベルでのパッケージ管理は楽になりましたが、システムのメジャーアップグレードだけはdeb系にかないません。

  • Debian: http://www.debian.org/
  • Vine: http://www.vine-linux.org/
  • Cent OS: http://www.centos.org/